電雲日報其十六
鶏卵紙プリントを高知で体験。坂本龍馬の座像のガラスネガから日光で感光させてプリント。光の強さを選んで感光させると、仕上がりにも違いがあった。日陰で縁のベタ、黒を締まらせるまで感光させたが、10分くらいはかかったと思う。一方、 直射日光では、3分くらいで黒も締まったが、感光スピードも早くてコントロールが難しいようだ。ややアンダーなプリントになってしまった。坂本龍馬をプリント出来たのも高知へ来たっていう気分を盛り上げてくれた。紙を選ばない鶏卵紙はとても魅力。伊野町で土佐和紙を購入したのでぜひチャレンジしたい。硝酸銀が簡単に手に入らないのと銀が高騰していて高価なのが悩ましいがやり遂げたい。日本の写真文化の原点であるプリント技術、歴史的な側面との融合もあるだけに、ストーリー性も含めてモノとしての価値を高めたい。
平成30年5月7日 月曜日
Restart
6:00 日報作成
6:30 情報収集(プリント技法)
8:00 撮影準備
9:00 RAW現像(セレクト)
11:45 出発
14:00 撮影
21:00 帰宅
22:00 現像(ブローニー)
今日から撮影開始。撮ることはもちろんだけど、それ以外の時間の使い方をうまくやる。フィルム現像やRAW現像なども早く終わらせる。4×5はプリントまで今週中に終わらせる。
先週一週間の報告
4月27日から5月6日まで関西から四国を巡ってきた。初の試みで自転車を車に積んだ旅。島を走ったり高知市内を巡ったり。今までとは違うスピードでの旅だからこそ、いつもとは違う景色に気がつけたと思う。偶然、鶏卵紙のプリント体験も出来たし、石本泰博のプリント、牧野植物園も素晴らしかった。新たな引き出しが増えた旅だったと思う。